佐世保支店スタッフブログ

2017年02月28日(火曜日)

芸能人は労働者なのか?

お久しぶりです。

弁護士の齋藤です。

最近、ある芸能人が事務所を辞めることを巡ってトラブルになったとのニュースが話題になりました。

これは一般の会社でいえば、従業員の方から会社を辞めますと退職届を提出するようなものです。

このような形での退職は自由であり、労働者は、いつでも雇用契約の解約ができます。

それなのに、なぜ芸能人では、それが問題なのでしょう。

ここでのポイントは何気なく使う「労働者」という言葉の意味です。

通常「労働者」は使用者の指揮・命令に従い働く者であり、使用者と労働者は、支配従属関係にあるため

法律は労働者を保護するルールを設けているので、労働者から雇用関係を終了させることについては

特に制約はないのです。

しかし、芸能人の場合には、契約上は独立対等であるとされていることが多く、実際、芸能人は特殊な才能により

大きな付加価値を生む仕事であり、必ずしも所属する事務所に従属しているものではないため、法律による厚い

保護を受ける対象にはならないものと考えられています。

もっとも、これはあくまでも一般論であり、芸能人と芸能事務所とのトラブルにおいて。芸能人が労働者に当たるか

どうかが争われた場合には、裁判所は、その実態に即して判断することになります。

そこでのポイントは、芸能事務所との支配従属関係の有無です。

たとえば、極端な話、いくら芸能人でも、サラリーマンのように固定給であり、本人に仕事を選ぶ自由はなく

事務所から与えられた仕事を拒否することはできず、事務所の決めたスケジュールどおりに働かなければなら

ない芸能人は、労働者に近いといえます。

また、この問題は、個々の芸能人と事務所との問題に限りません。

たとえば、ある事務所の複数の芸能人が、その待遇等に不満を感じて組織的にストライキをした場合、これが

労働組合としてのストライキとして認められれば、一定の法的保護を受けることができます。

しかし、ここでも芸能人は労働者であるといえるか問題となるのです。

この問題については、過去プロ野球選手のストライキにおいて、プロ野球選手は労働者なのか?

ということで話題になったことが記憶に新しいと思います。

この芸能人は労働者なのかという問題は、弁護士などの専門職に従事する者についてもいえるのです。

果たして、私は「労働者」なのでしょうか?

あなたはどうでしょう?

では、このへんで。

 

 

 

 

 

 

2017年01月01日(日曜日)

新年のごあいさつ

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

弁護士の齋藤です。

昨年も多くの方々に当事務所を訪れて頂き、誠にありがとうございました。

相談される方おひとりおひとりの声に丁寧に耳を傾け、法律の問題だけにとどまらず、

その方の悩みや希望に関する適切なアドバイスを送ることを心掛けていきたいと思いますので

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

2016年12月15日(木曜日)

今年は暖冬…?

お久しぶりです。

弁護士の齋藤です。

佐世保は九州の西の端に位置する都市ですが既に12月になるというのに冬にしては暖かい日が多いです。

今年もいくつか紅葉スポットを訪れました

…が、暖冬の影響なのか、昨年のような鮮やかな紅葉を観ることができませんでした

今年は、まだ雪も降っておりません。

昨年の今頃は大雪が降った記憶がありますし、大みそかは極寒だったと思います。

僕自身、寒いのは苦手なので暖冬は大歓迎ですが

ここまで温かいと何か調子が狂ってしまいます。

とはいえ冬到来のタイミングがずれているだけかもしれません。

突然冬将軍が襲来することもありますから防寒の備えはしっかりとしておきたいものです。

さて、12月のブログを書いているということは今年もあと残りわずかということです。

本年も佐世保支店は大勢の相談者の方に来所して頂きました。

皆様ありがとうございました。

相談者の目線に立ち、法律の問題以外の部分にも配慮した面談を心掛けていきますので

来年も宜しくお願い致します。

では、このへんで。

 

 

 

 

 

佐世保支店

佐世保支店 JR九州佐世保ビル2F

〒857-0862
長崎県佐世保市白南風町1-13 JR九州佐世保ビル2F

社員弁護士齋藤 洋輔

アディーレ法律事務所